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松川 誠; 石田 真一; 逆井 章; 浦田 一宏*; 仙田 郁夫*; 栗田 源一; 玉井 広史; 櫻井 真治; 三浦 友史; 正木 圭; et al.
Fusion Engineering and Design, 66-68(1-4), p.703 - 708, 2003/09
被引用回数:2 パーセンタイル:18.9(Nuclear Science & Technology)本論文は、完全超伝導コイル化したJT-60装置(JT-60SC)における、プラズマ断面位置形状制御について述べるものである。基本的には、トロイダル磁場コイルの周辺に設置した超伝導ポロイダル磁場コイル(EFコイル)に低速なプラズマ断面形状位置制御を、また真空容器内に設置した常伝導コイルに高速な垂直・水平位置の制御を分担させるハイブリッド制御である。EFコイルの制御電圧は、いずれのコイルでも周回電圧で数V以下と非常に小さく、容器内コイルでさえ高々数10Vである。しかしながら、これにより十分な制御応答性の確保と電源容量の最小化が実現できることが、線形化グラッドシャフラノフ方程式を用いた数値シミュレーションにより示された。
安達 宏典*; 栗原 研一; 川俣 陽一
KEK Proceedings 99-16, p.365 - 368, 1999/11
トカマク型核融合装置JT-60では、ドーナッツ型の真空容器内部に閉じ込められたプラズマを、真空容器内機器に損傷を与えることなく、断面形状を適正に制御することがプラズマの性能向上や解析評価のために必要不可欠である。一方、プラズマ中心位置といった代表点の情報やビデオカメラ映像では、正確な断面像はとらえられない。これまでは、全体像の時間変化は、JT-60プラズマ断面形状実時間可視化システムによってモニタ表示するという状況であった。これに対して実験上では、断面積形状の情報を用いて、機器の保護や制御に使用したいとの要求があり、より高速で断面形状を同定する必要が生じてきた。そこで、これまでのシステムの演算器及び同定計算処理のアルゴリズム等を変更し、高速同定を行うシステムを開発することとした。本発表では、現在まで行ってきたシステムの高速化開発内容と状況を述べる。
炉設計研究室
JAERI-M 83-213, 1029 Pages, 1984/01
本研究報告は、D-T反応による自己点火条件の実現を目標とする核融合実験炉の概念設計に関するものである。実験炉は、非円形断面形状プラズマとダブル・ヌル・ダイバータ方式により特徴づけられた構造を有している。炉心構造の設計に当っては、上記の点を踏えて実現性のある分解組立構造と可能な限りコンパクトでかつ簡素な構造を最も重要な目標のひとつとしている。また、炉心を構成する各種の構成要素(第一壁、ブランケット、遮蔽体、ダイバータ、マグネット等)の検討とともに、実験炉プラントとしての各種付属設備についても言及する。上記の標準炉の設計に加え、今回、プラズマ電流の立上げと維持を全て高周波により実施するいわゆる「RF定常炉」についても検討する。本報告では、特に炉心構造概念を提案するとともにRF炉の可能性について物理的な観点からの検討に重点を置く。
伊藤 孝雄; 堀池 寛; 栗山 正明; 松田 慎三郎; 松岡 守; 田中 茂
JAERI-M 82-131, 28 Pages, 1982/09
本報告書はJT-60中性粒子入射加熱装置の偏向磁石の設計を詳細に述べたものである。本偏向磁石は昨年11月に完成した原型ユニットにおいて試験中である。まず偏向磁石の設計条件について詳細に述べた。次に、偏向磁石と偏向磁石の磁極を保護しているウォータジャケやビームダンプ等残留イオンビームを処理する機器とは一体的に設計する必要があるがその設計手順について述べる。本偏向磁石の形式は、設計条件を十分満足したものであり、その断面形状は、ビームレットの発散、ビームの軸ずれ及び漏洩磁場の最悪条件が重なった場合も考慮して設計したものである。また本偏向磁石の設計にあたって行ったウォータジャケットやビームダンプの一次設計についても報告する。
炉設計研究室
JAERI-M 8411, 113 Pages, 1979/09
日本原子力研究所が設計を進めているトカマク型核融合実験炉(JXFR)の計測制御系の設計研究を行なった。プラズマの制御項目としては、出力制御、位置断面形状制御を考え、計測項目としては、これらの制御に必要な物理量の計測法を対象とし、計測・制御系に要求される特性、機能および構成について検討し、技術的な問題点および今後の研究開発項目を摘出した。